2019年4月29日月曜日

フリック for Windows PC

最新版ダウンロード【フリーソフト(無料)】
FlickTouch6.0.0.zip
Setup6.0.0.msi
※.net framework4.7.2が必要になります。
vectorのダウンロードページ

概要・主な機能

■ツール名(英名)
Flick Touch

■ツール名(日本語名)
フリックタッチキーボード

■概要
・フリック入力で文字入力を行うWindowsタブレットPC用のスクリーンキーボードです。
・操作方法はスマートフォンと同様です。
  キーをタッチ後、上下左右の何れかに指をスライドするか、指を離すと文字が入力されます。
・キー配列や画面デザインを変更することができます。
  キー配列のみ設定画面から変更可能です。
・ランチャー機能により、フリック操作でIEや任意のツールを起動できます。
・タッチパッド機能を搭載し、マウスポインタを移動、クリックすることができます。
・複数起動(簡易分割キーボードタイプ、メイン画面追従タイプ)可能です。
・Wi-Fiや有線Lan経由でAndroidスマートフォンやタブレットからPC上の本ツールを使用することもできます。
  その場合、スマートフォンにリモートデスクトップアプリをインストールする必要があります。
  また、Windows10 HomeではRDP Wrapper Libraryをインストールする必要があります。
  iPhoneは動作検証を行っていません。
・リモートデスクトップを使用すればデスクトップPCでもフリック入力可能です。

■主な機能
 ●フリック入力機能
 ・あいうえおかき~キー
 ・a~zキー
 ・1~9キー
 ・各種記号キー
 ・F1~F12キー
 ・↑↓←→キー
 ・PageUp/PageDown/メニュー/PrintScreenキー
 ・Ctrl/Alt/Shift/Windowsキー
 ・長押しにおる連続入力(間隔調整可能)
 ・キー配列の変更(文字の登録や文章を登録することも可能)
 ・プレビュー表示

 ●タッチパッド機能
 ・タッチパッド上で指をスライドしてマウスポインタの移動
 ・マウスワープパネル(縮尺パネル)をタッチしてマウスポインタの移動
 ・左/右クリック
 ・左/右ドラッグ
 ・水平・垂直スクロールバー移動
 ・ポインタ速度変更(初速/2速)
 ・スクロール速度変更(初速/2速)
 ・低速モード
 ・マウスの軌跡を描画

 ●外観・表示
 ・フリック画面を同梱の画面デザインの中から選択可能
 ・設定ファイル(WPF用.xaml)から自由にカスタマイズ可能
   (ただし、テキストエディタ・xaml・WPFの知識が必要)
 ・ウィンドウサイズ変更
 ・ウィンドウサイズ変更防止(最大化の防止)設定
 ・終了時にウィンドウサイズ、位置の保存

 ●その他
 ・最小化の際にタスクトレイではなく、スモールフォーム(小さいウインドウ)に切り替え可能
 ・同梱のFlickTrayから複数のキーボード(簡易分割キーボード)を起動可能
 ・設定ファイルを変更してランチャー機能によりフリック操作で任意のアプリを起動可能

■データ収集・通信について
・本ツールはデータ収集を行いません。※1
・本ツールは一切のデータ送信を行いません。

  ※1 ツールの動作上、直前に入力した1文字はメモリ上に保持されます。

■動作環境/前提条件/制限事項等
・.NET framework4.7以上
・初回実行時にWindows Defender SmartScreen画面が表示されることがあります。
・Windows10  32bit:動作確認済み。
・Windows10  64bit:※4。
・Windows8.1 32bit:※2。
・Windows8.1 64bit:※2。
・Windows8   32bit:動作確認済み。
・Windows8   64bit:※2。
・Windows7   32bit:※3。
・Windows7   64bit:※1。
・WindowsVista    :※1。
・zip版ではタスクマネージャ、タスクスケジューラ、デバイスマネージャなどの操作
  は行えません。これらの操作が必要な場合は、Setup.msiからインストールを
  行ってください。

   ※1 未検証。フリック機能は動作しますが、タッチパッドは動作しません。
   ※2 未検証。全機能動作する可能性があります。
   ※3 動作確認済み。フリック機能は動作しますが、タッチパッドは動作しません。
       また、一部の画面表示が正しく表示されません。
   ※4 Windowsタブレットでも動作可能な想定ですが、
       Androidスマホからリモートデスクトップでの動作のみ確認済み。

■使い方(Protable版/msi版どちらもzipに同梱してあります。)
 (A)Portable版
  1. FlickTouch.exeをダブルクリックして起動します。
  2. 表示された画面をフリック操作して文字入力します。

 (B)msi(インストーラ)版
  1. スタートメニューからFlickTouchをクリックして起動します。
     (タスクバーにピン留めして起動することも可能です。)
  2. 表示された画面をフリック操作して文字入力します。

 (a)FlickTray
  1. FlickTray.exeをダブルクリックします。
  2. タスクトレイのFlickTray(囲のアイコン)を長押しします。
  3. 起動:0をクリックします。
  4. 表示された画面をフリック操作して文字入力します。

■設定
タイトルバーの「S」ボタンを押下します。
詳細な設定は設定ファイルをテキストエディタで編集して下さい。

■インストール
 (A)zip版
  1. ダウンロードしたzipファイルを解凍し、適当なフォルダに配置して下さい。

 (B)msi(インストーラ)版
  1. ダウンロードしたzipファイルを解凍し、Setup.msiファイルを実行し、インストーラに従って下さい。

■アンインストール
 (A)zip版
  1. インストールで配置したフォルダを削除して下さい。

    ※レジストリは使用していません。

 (B)msi(インストーラ)版
  (a)Windows10の場合
   1. 画面左下のWindowsロゴを左クリックします。
   2. 「FlickTouch」アイコンを右クリックします。
   3. 「アンインストール」を左クリックします。
   4. 適宜画面をスクロールさせ、一覧の中の「FlickTouch」をクリックします。
   5. 「アンインストール」をクリックします。
  ※ 「アプリと機能」からアンインストールするとエラーが表示され、アンインストールが
      失敗する場合があります。アンインストールが失敗する場合、
     「プログラムと機能」または、Setup.msiからアンインストールしてください。
   6. 以下のフォルダを削除して下さい。(usernameは読み替えてください。)
     C:\Users\<username>\AppData\Roaming\FlickTouch\

  (b)Windows7,8,8.1の場合も(a)と同様、OS標準のアンインストーラから削除して下さい。

■使用条件
無し(フリーソフト)

■Author
Barracuda sh

本ソフトを使用したことで生じた、いかなる不具合・問題等に関して、
作者は一切の責任を負いません。

対象ユーザー

「Flick Touch」は、主に以下の場合を対象としています。
・パソコンでもフリック入力したい。
・フリック入力のキー配列を自由に変更したい。
・長押しで連続入力したい。
・フリック入力でプログラミングをしたい。
・記号を入力したい。
・タブレットが大きい場合、タッチする際、手を動かさずに操作したい。
・電車内で吊革に捕まったまま、片手でタブレットを操作したい。
・Windows標準フリックキーボードで>を押すとスペースになってしまい、困っている。
・Windows標準フリックキーボードが大きすぎる。小さいフリックキーボードが欲しい。
・ブラウザ用の小さいショートカットキーボタンが欲しい。
・気分次第で、ちょくちょくデザインを変更したい。
・凝ったデザインにしたい。
・Windows標準のタッチパッドが大きすぎて邪魔。小さいタッチパッドが欲しい。
・Windows標準のタッチパッドでファイルをドラッグする際、長い距離のドラッグが出来ず、困っている。
・フリックキーボードを沢山起動したい。
・フリック入力で、任意のツールを起動したい。

2019年4月28日日曜日

Flick Touchの使い方

■起動方法
1. デスクトップ左下の❖(ウインドウズロゴ)をタップします。

2. FlickTouchをタップします。

3. 下記のようにメイン画面が起動します。


■操作方法(フリック入力方法)
①アルファベットの入力方法
1. 起動後、abc#2のマスを押して離すとaが入力されます。
 
2. abc#2のマスを押して左に指をスライドしてから離す(フリック)とbが入力されます。

3. 他のアルファベットも同様にして入力します。

②日本語の入力方法
1. ⌨(キーボードマーク)をタップします。

2. 下記のように数字モードに切り替わります。再度⌨(キーボードマーク)をタップします。

3. 下記のように日本語モードに切り替わります。その後、アルファベットと同様にフリック入力可能です。


補足:⌨(キーボードマーク)をタップすると、アルファベット⇒数字⇒日本語⇒アルファベット…の順に切り替わります。

③Ctrl/Alt/Shift/Windowsロゴキー
下記のⒸ、Ⓐ、Ⓢ、Ⓦ、ⓦはそれぞれCtrl/Alt/Shift/Windowsロゴキーに該当します。
Ⓒ、Ⓐ、Ⓢ、Ⓦは1度押すと押下状態になり、再度押すと解除されます。ⓦはウインドウズロゴキーを押下して離します。アルファベットの大文字を入力したい場合はⓈを入力してからアルファベットを入力します。


■タッチパッド操作
1. メイン画面右上の「M」をタップします。

2. 右の3つの枠をタップ・スワイプしてマウスカーソルを移動します。
それぞれ低速マウス・高速マウス・縮尺パネル(ワープ)となります。

3. 左の2枠はそれぞれ上から横スクロール、縦スクロールとなります。
4. 下4枠はそれぞれ左から左マウスクリック、左マウスドラッグ、右マウスドラッグ、右マウスクリックとなります。

■設定変更手順(設定画面)
1. メイン画面右上の「S」をタップします。

2. 「設定」をタップします。

3.下記のように設定画面が開いたら、各種設定を変更し、「保存」または「保存・再表示」ボタンをタップします。
 
4. 設定変更が完了したら、「キャンセル」ボタンをタップします。

■キー編集画面
1. メイン画面右上の「S」をタップします。

2. 「キー編集」をタップします。

3. キー編集画面が開いたら、◀▶▲▼をタップして、ピンクのマスを移動し、変更したいマスに移動します。



4. 変更したいフリック位置(上下中左右)のコンボボックスをタップし、変更したい値を選択します。ここでは↑(矢印の上)キーを選択しています。

5. 「保存」ボタンを押下します。

 ⇒上記のように↑キーに変わります。この際設定ファイルはユーザ定義1.xmlに保存されます。

■サブフォーム編集画面
1. メイン画面右上の「S」をタップします。

2. 「サブフォー厶編集」をタップします。

3. サブフォーム編集画面が起動したら、最終行の4行1列目をダブルタップします。

4. 「NormalFormController」を選択し、同様に「OneRow.xaml」、「AlphabetCtrlHorizon.xml」、「AutoCross.xaml」、「DownRight」を選択します。




5. 右上の×ボタンで画面を閉じます。

■サブフォーム起動画面
1. メイン画面右上の「S」をタップします。

2. 「サブフォー厶起動」をタップします。

3. 「3.」をフリック操作で起動します。 

 4. 下記のサブフォームはCtrl+A、Ctrl+B、…Ctrl+Zのフリック入力が可能です。 


■サイズ変更画面
1. メイン画面右上の「S」をタップします。

2. 「画面サイズ変更」をタップします。

3. 5行4列の⓯をフリック操作してメイン画面のサイズを変更します。

5. ➹をタップするとサイズ変更対象画面(ピンクの枠)が変わります。